パーツフィーダーとは
パーツフィーダーとは、一般的にボウル状の中に整列させたいワークを入れて自動で整列供給するものをさしますが、そこで重要なのはその肝になるボウルづくりです。
このボウルづくりですが、各社様々な考え方があり、色々な工夫をして他社との差別化を図るところです。
①ワークの形状及び能力に合わせて、ボウル形状(円筒や段付など)やボウル径を選定する。
②次にボウル内搬送トラックのピッチ及びトラックの幅など選定。
③コーティングの種類等の選定。※どんな内面処理が向いているか。
《ここが一番重要!!》
④ツーリング(ボウルを作る事※業界用語)の方法を決定。
ここでの構想が金額に大きく左右されるところです。
例えば対象ワークの能力が15ヶ/分だとします。ボウル内より上ってきた良品だけを良品として15ヶ/分出すだけなのか、それとも幾つかの姿勢を良品方向に変換して60ヶ/分出すのかなどです。一見60ヶ/分も必要ないのに何故と思う人が居るかもしれませんが、特に金属ワーク等の重量ワークはフィーダー内の摩耗が激しく、定期メンテナンスが必要になり、その頻度が排出能力が1/2ですと約倍のメンテナンスが必要となり、ランニングコストが
かなり掛かってしまう事があります。
また工数削減の為、能力を増やす為のエアー等を使用すると見積り工数はりますが、こちらもランニングコストで考えると、不必要なコンプレッサー等の電気代が発生して決して良い策とは思いません。
上記の事から、弊社ではお客様に製品を納入して終わりではなく、納入前より詳細なご説明をさせて頂き、一番メリットのあるご提案をさせて頂いております。
勿論弊社でもお客様が納得するのであれば、エアーを使用したり、最低限の能力確保でボウルを作らさせて頂く事も出来ます。
どんな案件でも構いません。まず、ご連絡を頂きベストなご提案をさせて下さい。
パーツフィーダーメンテナンス
お客様お休みの間にパーツフィーダーの定期メンテナンスを・・・
定期的にメンテナンスを行うといっても、なかなか機械を止められないのいが現状かと思います。そこで弊社は年末年始・ゴールデンウィーク・お盆休みといったお客様がお休みの間に御引取りをして、磨耗修正・再コーティングを行いもとの状態に戻すといった事をやっております。
【パーツフィーダーの定期メンテナンスを行うメリットは??】
パーツフィーダーの定期メンテナンスを行うことによって板バネ及びボウルの割れなどを発見し、突発的な生産停止をなくす事や、磨耗による稼働率低下を軽減する事が出来ます。
是非一度、お試し下さい。